「立命館大学×株式会社STYLE」について、ご報告。
先日、立命館大学と効果検証実証実験を、立命館大学草津キャンパスにて実施。高齢者の健康寿命延伸のためのキックボクシングプログラム2回目のレッスンを行いました。
男性高齢者のコミュニティ参加に繋がる可能性も感じました
私たちは
「カラダのフレイルとココロのフレイル」に注目してましたが、男性の初対面の皆さんが、キックボクシングを通じて互いに話しかけ親しくなっていました。
男性高齢者は、女性と比較して特に社会的フレイルが心配されています。コミュニティーに縁がなく孤立化しやすいことが問題となっていますが、今回のように運動をきっかけに友達や仲間ができると嬉しいです。
※今回の実証実験には、一般社団法人日本キックボクシングフィットネス協会認定KICK FIT®︎トレーナーの、大井トレーナー、山中トレーナーにサポート頂きました。
techno fight=戦いを科学する新デバイス
キックボクシングの動作で計測される
生体信号に応じて音や光、振動を発するデバイスを用いて、グループでキックボクササイズをすることにより、運動継続を楽しむコミュニティ創発につなげる試みを実施しています。
デバイスはBiosignalArt技術に基づき設計されており、キックボクシングの動作(複数種類のパンチやキック)の強さ、正しさに応じて音や光、振動を体感的にフィードバックすることが可能です。
新たなコンテンツ開発への挑戦も
今後は、このデバイスと格闘家の正しい指導による5分程度のミュージックボクササイズプログラム動画および対面のコンテンツとをコラボレーションさせます。
科学の力で在宅での個人トレーニングを最適化!
動画プログラムでは、
サイバーとフィジカルの融合空間での活用を想定し、在宅での個人トレーニングの最適化を図ります。個人の在宅での運動データはクラウド上で管理され、トレーナの確認により効果的な運動指導へつなげるためのBigData解析として利用されます。
対面でのトレーニングがより効果的に・継続の重要な要素に!
対面ではキックボクシングジムにおいてトレーナと直接対面しながら、スタジオでの集団トレーニングを実施します。在宅、対面のいずれにしてもデバイスを装着することで、一人一人の音と光が同期し、仲間やトレーナとの共感、シンクロを感じることで、コミュニティのつながりを実感し、そして運動によるゲーム的な楽しさも得ることができますので、運動誘導、継続の重要な要素になると考えています。
これからも「立命館大学✕株式会社STYLE」に、ご期待ください。