こんにちは!
KICK BOX STYLEトレーナーの寺前です!!
これまでウエイトトレーニングを約10年、トレーナーとしては約5年活動をさせていただき、今年の9月からSTYLEで勤務させていただいております。
この間京橋、天満橋、福島、泉大津に勤務させていただき、多くの方と触れ合わせていただきました。
トレーナーのみんなとは一緒にトレーニングをして追い込みあったり、マススパーリングをして格闘技のイロハを教えていただいたりと、非常に刺激的な毎日を過ごしております。
自分の得意分野はウエイトトレーニング、ボディメイクという事でジムでもたくさんの方にトレーニングをご案内させていただいております。
そんな中で「たんぱく質はなぜ取らないといけないのか?」「プロテインは摂った方が良いのか?」などの質問をいくつか頂戴しましたのでここでも記載していこうと思います。
今回のテーマ
「たんぱく質の必要性」
です!
自分も食事をとる際はたんぱく質を意識して摂るようにしています。
身体を鍛えている方だけがたんぱく質をしっかり取らなくてはならないのかと言うと、
実はそうではありません。
運動やトレーニングをしていない方でもたんぱく質は意識して摂取する必要があります。
ではなぜ摂取する必要があるのか??
一度にすべて書ききってしまうとかーなーり長くなってしまうので、
今回は「たんぱく質」について簡単に説明していこうと思います。
1.たんぱく質って何?
一言で簡単にまとめると様々なアミノ酸の集合体です。
アミノ酸についてはなかなか難しいので今回は触れずに行きます。
僕もトレーニング始めたての頃は細かいところは一切気にしてなかったです。
ちなみにたんぱく質を英語にするとPROTEIN、つまりプロテインとなります。
2.たんぱく質の役割は何?
たんぱく質は炭水化物、脂質と並んで
三大栄養素と呼ばれており、人体を構成する上で無くてはならないものです。
人体では筋肉、内臓、髪、肌、爪などはたんぱく質が主となって構成されています。
人間の身体は日々合成と分解がなされており、古いものは体外へ排出され、新しく作りかえられています。これが
新陳代謝と呼ばれるものです。
上記の筋肉、内臓、髪、肌、爪も例外なく日々作りかえられています。
その際に体内で生成されるアミノ酸と食事などで摂取したたんぱく質が使用されます。
自体重、又は重りを使って狙った筋肉にアプローチするトレーニング、キックボクシングではパンチを打つ際の腕周りの筋肉、キックを打つ際の脚やお尻の筋肉、またそれらを行う際に捻る腹筋などが使用され、筋肉にダメージが加わります。
そのダメージを回復し、筋肉を成長させるためにもたんぱく質は使用されます。
他にも身体の調子を整えるためのホルモン、病原菌から身体を守る免疫細胞の材料にもなります。
3.たんぱく質が不足するとどうなる?
たんぱく質が不足すると人体において様々な不利益が生じます

。
・筋肉量、筋力の低下
上記にあるように筋肉はたんぱく質が主となって構成されています。
たんぱく質が不足するとエネルギー源として筋肉が分解されてしまい、結果として筋肉量や筋力の低下を引き起こしてしまいます。
すると日常の少しの動作で疲れやすくなってしまったり、重たいものを持ち上げたりするパワーが弱くなってしまいます。
せっかくトレーニングを行ってもたんぱく質をしっかり摂取しなければ十分な効果が得られません。
・基礎代謝の低下
筋肉量の減少に伴い起こりうるのが、基礎代謝の低下です。
基礎代謝とは人間が生きる上で必要不可欠なエネルギーのことを言います。
もっと簡単に言うと…
寝ていても消費されるエネルギーという事です。
例えば体温調節や内臓を動かす等といった生命活動に必要なものはこれに分類されます。
そして筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。
逆に筋肉量が減ることで基礎代謝が下がる、つまりエネルギー使用量が減る、すると太りやすく、痩せにくい身体になってしまいます。
・肌や髪の質が悪くなる
肌にハリやツヤを与えるコラーゲンはたんぱく質から生成されます。たんぱく質が不足することで肌の表皮の細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常に行われず、シミやシワ、弛みやニキビなどの肌荒れをおこす原因になります。
毛髪もケラチンと言うたんぱく質で構成されており、不足すると枝毛、切れ毛、薄毛などの原因になります。
せっかく日頃ケアなどを行っていてもたんぱく質が不足することにより、
上記以外にも様々な不利益が人体に生じます。
また、これらは大きな病気の原因にもなる可能性がありますので、たんぱく質の摂取はしっかりと行うことが大切です。
4.たんぱく質を多く含む食材
たんぱく質には
動物性と
植物性があります。
名前の通り動物から摂取できるたんぱく質と植物から摂取できるたんぱく質です。
大きな違いとしては、「含まれるアミノ酸の種類」と「吸収スピード」です。
これに関してはまた別の場所でご説明させていただきます。
今回はたんぱく質を多く含む食品を紹介していきます。
・動物性たんぱく質
鳥ささみ肉、鶏むね肉、牛赤身肉、豚赤身肉、マグロ赤身、白身魚、エビ、タコ、イカ、貝、卵、乳製品


・植物性たんぱく質
大豆、ナッツ類
上記のような食品に多く含まれています。
何気ない普段の食生活でもたんぱく質を摂ることは容易にできます。
しかし摂取したたんぱく質は主に筋肉や内臓など、生命活動に必要な部分に優先的に使用されるので肌や髪のケアを考えるためにはたんぱく質を意識して摂取する必要があります。
たんぱく質の効率的な摂取方法や、摂取量の目安などはまた別の記事でも掲載していこうと思います。
今回の内容ではたんぱく質がどのようなものかを簡単にですが説明させていただきました。
たんぱく質…もとい栄養摂取はとてつもなく奥が深いものです。
難しい話をなるべく砕いて簡潔に皆様にお伝えできるようにしていきます。
次回は
「たんぱく質を効率良く摂取する方法」について書きたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。