ダイエットをされている方で食事をすることが悪だと思われている方が多いですが、
→トレーニングは開始直後から筋分解が進んでいる。
特にダイエッターであれば食事制限により低栄養になっていることが多く、強度の高いトレーニングを行う為、筋肉の分解を抑制するにはトレーニング前の栄養摂取は必須となります。
但し、トレーニングするまでの時間がどれくらいあいているかによって食べ物を選ぶ必要があります。
食事をすると胃等の消化器官で消化が始まりますがその時多くの血液が消化器官に集まり消化活動を行なっています。
そんな時にトレーニングをしてしまうとトレーニングに使う筋肉にも血液が必要となる為、消化器官で働いていた血液は筋肉に集まり消化活動が不十分になってしまいます。
その結果、消化不良を起こし、お腹が痛くなってしまったり…
「じゃあトレーニング前は何も食べない方がいいんだ!」
となるのは…
ちょっと待った!
空腹のままトレーニングをするのは低血糖症になる可能性がある為危険です!
重要なのは、糖分が補給されていてトレーニング時には消化が終わっていることです。
基本的には筋肉の材料となるたんぱく質を事前にとっておく必要がある為たんぱく質メイン。
身体のエネルギーになる炭水化物は目的によって変える必要があります。
脂質は胃もたれ、消化吸収の妨げとなるため極力減らしましょう。
【トレーニング2時間前】
炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルをバランスよく含んだ食べ物を消化しきれる適量摂取します。
油を多く使った料理は消化に時間がかかり胃の負担にもなります。
揚げ物、炒め物などはなるべく避け
蒸す、煮る等の油分を落とした料理を食べましょう。
ダイエッター
例
サラダチキン、ささみバー
缶詰め類、卵(2個まで)
納豆…等
バルクアップ
例
上記のもの+
米、玄米、おにぎり
脂質の少ないパスタ、うどん、そば
脂質の少ないパン
イモ類…等
【トレーニング1時間前】
※消化に負担のかからない物が良い
油分や脂肪分が多く消化の悪い物は避けましょう。
ダイエッター
例
プロテインバー
練り物(ちくわ、かにかま等)
豆腐…等
バルクアップ
例
上記のもの+
米、餅
果物、ドライフルーツ…等
【トレーニング30分前〜直前】
※より消化に負担のかからない物
(咀嚼回数が少ないもの)
ダイエッター
例
プロテイン
プロテインドリンク
CSPP1
バルクアップ
例
上記のもの+
・果汁100%ジュース、野菜ジュース
・和菓子やアメ、キャラメル…等
また、コーヒーやお茶などのカフェインが含まれる食品をトレーニング前に摂取することで得られる効果があり、
その効果は
・より脂肪を燃焼させる効果がある
・集中力が増し、長期間の運動が可能になる
・心機能向上
・利尿作用を促進させる
が挙げられますので参考にしてください。